グーグルマップの口コミへの対策は?

 世間は連休になっていますが、長いと今日と明日も休みになって9連休になるのでしょうか。実際には全部休みの方というのは比較的限られるようにも感じられます。そもそもこの地域ですと観光地ですし、むしろ稼ぎ時でバリバリ働く方も少なくないでしょう。

大学時代の友人が精神科診療所を運営しているのですが、先ごろ私信で「グーグルマップでの誹謗中傷に耐えかねて『閉院』扱いにした」と知らせてきました。前々からその話は聞いていたので同業としてどんなことを書かれているか覗いてみたことがあります。感想としては、「まあ、精神科にありがちな内容だよなあ」でした。具体的には「もっと強い薬を出して欲しいといっても出してくれない」といった内容です。精神科に詳しくない自分でもこの手の希望は医療的には極力やるべきではないこと(この場合依存性の大きい薬の希望が多い)だとわかるのですが、患者さん側もそういった薬を望む心理も全く理解できないわけではありません。実際のところSNSでは隠語を使ってまで「どこどこではアレ(強さも依存性も高度)をしっかり出してくれる」なんて情報が錯綜しているのも見受けられます。まっとうに患者さんのことを考えている精神科医ほどそんな無茶な処方はしないのですが、そこにどうしても患者さんの気持ちとの乖離が生じます。そしてそれがグーグルマップへの厳しい口コミにつながっていくという流れです。

神田小児科も少ないながらもグーグルマップとは多少問題がありました。グーグルマップにはローカルガイドという制度があります(自分はこのことでのトラブルで知りました)。これに登録していろいろなところの口コミを書くとポイントが貯められて、レベルが上がる仕組みで何らかの特典が得られるようです。加えて匿名での投稿が可能です。この特典が魅力的なのかは人それぞれとしか言えませんが、ローカルガイドの方は結構いるようなので一定数の評価があるのも事実です。当院はとある伊勢市界隈のことをたくさん投稿しているローカルガイドから印象論だけで★1をつけられてしまったことがあります。事実無根のことが多すぎてさすがに看過できず、グーグル側に申し立てしてそれが通って削除されるまでは行くのですが、向こうもしつこく内容を微妙に変えてはまた申請の繰り返しで、最終的には「周囲に神田小児科をかかりつけにしている人はみかけません」のコメントになり、これはそのローカルガイドにとっては事実になってしまうので、さすがに削除申請が通らなくなりそのまま残りました。実際に受診されて、そこからくる事実に基づく★1で、真に改善すべき内容を指摘してくれるのであればそれは受け止めるべきですが、そうでないものが残るのはどうかな、と正直なところローカルガイドという制度に疑問符を持っています。こういったものをやるのであれば匿名は適していないように考えます。

そのコメントは今の神田小児科のグーグルマップからは見られません。旧ブログには書いたことがありますが、神田小児科自体の情報が何者かによって削除されてしまいました。これは全く理由がわかりません。自分は友人とは違って削除する理由がなかったので、グーグルマップに公式の(非公式との見分けはつかないと思います)神田小児科を設定しなおしました。これのメリットはいろいろあるようですがほとんど活用できていません。唯一役立っているのが休診日をしっかり設定できるということです。当院は第1・3木曜日が休診日という変則的なものになっているので設定しづらいのですが、手動でも休診日の設定ができるのは助かっています。

そして、診療所によっては書き込みに対して一つ一つ返事をしているところも少ないようです。これも公式の設定だからこそできることです。返信することも中傷的な書き込みの抑止策と言われています。診療所におけるグーグルマップの口コミ対策はいろいろあるようで、友人の閉院扱いも一つの手とされていますが本当に閉院したと思われて患者さんが来なくなるリスクもあります。

今の神田小児科のグーグルマップの口コミは1件だけです。伊勢市の他の小児科さんも数件しか書き込みがないようです。土地柄が影響しているのでしょうか。今は特に気にせずにいられるので助かっています。別の知り合い(友人ではない)は、結構強硬的に中傷的な書き込みに対しては開示などを求めると高らかに宣言しています。これは確かに強い抑止策でしょうが、実際やるとなると弁護士を通したりなどかなり大変な作業になるようです。

自分も実生活では食事の店探しや、あるいはカーナビや乗換案内代わりにグーグルマップを活用する機会はわりと多いです。すごく便利なものであることは間違いないです。ただし、飲食店に関しても口コミを見ることは少なくて、どんなメニューがあるのかな?くらいしか見ないですね。名前通りマップとしての利用が最大です。神田小児科としてはグーグルマップで場所を見て、そこからホームページのリンクを押していただいて、どんな小児科かというのを知ってもらえれば、それが一番よい使い方ではないかな、と思っています。

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